Let's learn the planet!

太陽・5

太陽の内側は、どのようになっているのでしょうか。もちろん宇宙船で探検するわけにはいきません。私達が知っているどんな材料でも、ものすごい熱で、あっという間に溶けてしまいます。さあ、想像の宇宙船で、太陽の探検に出かけてみましょう。
太陽の一番真ん中には、木星とほぼ同じ大きさで、直径16万kmほどの中心角があります。ここで絶え間なく核爆発がおこり、大量の放射線エネルギーが発生します。温度は1500万℃にも達します。
その核のまわりには、2つの層があります。放射層と対流層で、この2つの層が、太陽の内側のほとんどを示しています。中心からでた放射線は、表面に向かって動いていきます。普通放射線は、光のはやさ、毎秒約30万kmで動きます。しかし、太陽の内側では、ぎゅうぎゅうに詰まったガスのために、スピードはもの凄く遅くなります。放射線が太陽の表面に届くまでには、何百万年もかかるのです。
私達の目に、丸く見えている太陽の表面を光球と呼びます。その表面は、沸き立つガスの海です(太陽を直接見ることは絶対にやめましょう。あなたの目が傷ついてしまいます)。光球の温度は、およそ6000℃です。しかし、表面の所々に、まるで沸騰しているお湯のあわのように、温度の高い部分ができます。
地球と同じように、太陽にもまわりを取り囲むガスの雲、大気があります。太陽の大気の内側のものは、彩層と呼ばれています。普段は、光球の明るい輝きのために、彩層を見ることはできません。しかし、皆既日食の時、彩層は姿を表します。日食は太陽と地球の間に月がきて、太陽の光をさえぎることをいいます。そのほんの短い何分かの間に、太陽の大気を見ることができるのです。


Let's learn the planet!

太陽・6

彩層をとりまいているのが太陽の外側の大気で、コロナと呼ばれています。太陽のコロナはほぼ100万℃という、大変熱くてうすいガスです。
コロナは何百万kmにもわたって、宇宙に広がっています。コロナも普段は見ることはできませんが、皆既日食の時には、太陽をとりかこむ王冠のように見えます。コロナとはもともと王冠という意味です。科学者は太陽のコロナを研究する新しい方法を発見しました。まぶしい太陽の表面をさえぎる、コロナグラフという装置を使うのです。これによって、日食の数分間だけではなく、いつでも長い時間にわたって、コロナの写真を撮ったり、研究したりすることができるようになりました。